那覇市に戦後すぐに建てられた小さい赤瓦屋根の建物が宮里酒造所です。
宮里酒造の泡盛は『春雨』という名前で統一されています。
春雨のラベルはめでたい物を全部いれてあります
今日頑張った人は、明日の夢を見るために飲んで欲しいと
そう思って作ったのが春雨のラベルである
那覇に戻ったらなんにも残っていない、復興させたいけど
資材がない、道具がない、建物もないどうしたらいいか!
なんにもないけども、
季節だけは戦争の前と同じように巡ってくれる!
降り注ぐ雨は建物もないからとってもつらい、けど恵と考えよう
『春は希望、雨は恵み』 希望と恵みがこの地に再びもたらされる
ことを願って名付けたそうです。
宮里徹社長は、まだ泡盛が本土に知られていない頃、毎週のように本土へ出向き、料理に合う、料理の引き立て役になる泡盛作りを研究し続けています。春雨は、オークションで、とんでもない高値になったりしますが、社長は決して望んでなく適正価格で美味しく飲んでいただければそれが幸せですと仰っています。
『古くも香り高く 強くもまろやかに からくも甘い酒』
泡盛の魅力を見事に言い表したこの詩もまた、宮里徹氏の作品です。
泡盛と沖縄郷土料理
春雨をふんだんに使用して作った『豆腐よう』と春雨ゴールド 30度
沖縄もずく豆腐和え ポン酢にて
どぅるあかしー
レシピ
豚バラ300g 生椎茸200g きくらげ50g 平天200g 筍200g
根芋150g 田芋1kg 野菜スープ 3300cc 泡盛60cc 薄口10cc 塩5cc シードオイル30cc ラード45cc
沖縄野菜である、田芋を蒸してあたり鉢でつぶして、具材をいれ調味料で
味を整えた郷土料理です。