JR大阪三越伊勢丹で第一回フードセミナー

JR大阪三越伊勢丹で第一回フードセミナー開催しました。
多数のご参加に感謝申し上げます。 

 8月26日(日曜日)10:30~JR大阪三越伊勢丹地下2階フードセミナールームで、当協会長である藤口晃一氏が「日本料理のプロが教える関西の食材を使ったおかず作り」と題したIJCA国際日本料理協会主催フードセミナーを開催しました。藤口会長が直接レクチャーするセミナーということもあって募集開始当日で満員になってしまうほどの注目と期待を頂きました。当日は、ご飯の炊き方など、料理の基礎の基礎から塩の選びのアドバイスを含めた自然海塩の良さをお伝え頂いたり、関西ではなじみの深い「なまり節」を使った煮物の紹介や玉吸の作り方のコツ等、普段知り得ないちょっとしたプロの料理人ならではの技のレクチャーを惜しみなく頂きました。また、普段藤口会長が実際に使用しているだし醤油、国内産の炒り胡麻などの商品の紹介もあり、とても充実したフードセミナーであったかと思います。
また、当協会では引き続き9月~11月まで毎月主催フードセミナーを同じ場所で開催さていただきますので、定員が20名なので少ない定員ですが、ご応募をお待ちしております。
【フードセミナーでご紹介した料理】
① 胡麻塩むすび
(京都丹波 特別栽培米こしひかり)
(いり黒胡麻 純国産)
② なまり節の旨煮 (鹿児島産鰹)
③ 京野菜の焼き浸し
(京都産賀茂茄子・京都産鷹峯唐辛子)
④ 玉吸 (葉酸たまご)

【今後の国際日本料理協会フードセミナー予定】
9月30日(日曜日)10:30~14:00
10月28日(日曜日)10:30~14:00
11月26日(月曜日)11:00~14:00
※全てJR大阪三越伊勢丹地下2階セミナールームで開催いたします。


伝来の手作業を、頑固なまでに守り続ける、へんこ山田製油

体の弱かった創業者が、玄米正食で健康を取り戻したこときっかけに「世の為になる食品を」と作りはじめたごま油。丁寧にひとつひとつ手作業で仕上げる、当然ながら添加物を使わず、産地にこだわる美味しいごまを愛する貴重な生産メーカーです。最初にお伺いしたのは、京都は左京区にある山田製油さんの工場と隣接するごまを使ったイタリアン料理を手掛ける「ピッコロモンド・ヤマダ」さんです。同店のグランドシェフ勝山久徳さんのお料理は、お肉や魚、採れたての地野菜を、ごまの風味や旨味でよりおいしく引き立てるイタリアンで、 石釜で焼いた熱々のピッツアは、生地にたっぷりとごまを練り込んで香ばしく。クリームソースには、コクのある練りごまを。そしてサラダには、風味高い金ごま油をと、それぞれの素材に一番合う、山田製油の「ごま」を使っているまったく新しいイタリアンです。ゆったりとした空間で、ゴマ油とイタリアンの絶妙なフュージョンを楽しんだ後、続いて、山田製油さんの工場を拝見いたしました。案内は、工場でごま製造に携わって10年の営業主任・中井亮さんです。小さいながらも、合理的にそして衛生的な工場は、閉所生産工場の高効率化を絵にかいたような素敵な工場です。商品に応じた石臼のゴマする機械から最新鋭の放射能測定装置など美味しさの追求に加えて安心安全への配慮を最大限行っている工場でもありました。

そして、何よりも工場員の皆様が笑顔で丁寧に作業されていたことが印象的でした。


究極の‘Japanese Quality’の発信「サントリー山崎蒸留所」見学報告

「日本のウイスキー」のふるさと、幾重もの歴史をまとった山崎蒸留所の工場長・藤井敬久さんを訪ねてきました。サントリー山崎蒸留所は90年の時を経て昇華し続ける世界に誇る日本ならではの「ものづくり」の魂を宿した蒸留所でした。一昨年に工場長になられた藤井敬久様の貴重なお時間をお借りして、原材料にこだわる事はもとより、製法、そして醸造樽にまでこだわるサントリーのウイスキーへの想いやこだわりを樽(木材)と熟成の因果関係を中心に藤井工場長のお考えや熱い想いを共に、ウイスキーと料理との密接な関係に及ぶ深いところまで藤口会長と懇談させていただきました。

藤口会長が特に関心を持たれていたウイスキーの味に重要な要素となる木香に関わる木材の選定方法やその理由、効果についても藤井工場長に深くお話しいただけました。まさに「樽は生きもの」の言葉通り、2度3度使う度に樽が「練れ」て木香が上品になり、長期熟成モルトに欠かすことのできない樽に育つのだというご説明を頂きました。そして、ウイスキーつくり欠かすことのできないもう一つの要素である風土気候と水が山崎の地にはすべてそろっていて、まさにウイスキーつくりの理想郷と言える環境だと言えるのです。

素材、環境、製法に日本人としての誇りと匠の技を組みあわせて仕上げるサントリーのウイスキーは究極の‘Japanese Quality’であり、日本料理そのものに極めて近しい日本が世界に誇る繊細な「ものづくりの」の極みを感じる事が出来る時間でした。そして、間違いなくサントリーのウイスキーは世界トップレベルのクオリティであることを確信しました。

できるだけ多くの方に、山崎蒸留所に訪れていただき、ウイスキーを愛してやまない藤井工場長をはじめとするサントリーの皆様の熱い想いが詰まった蒸留所のふれていただきたいと思います。

≪山崎蒸溜所 工場見学へ行こう サントリー≫
http://www.suntory.co.jp/factory/yamazaki/


佐賀大学で藤口晃一会長が講師を務めました。

唐津サテライト工房“天徳”

講義会場である唐津市相知町 天徳の丘公園にある佐賀大学の唐津サテライト工房“天徳”で「佐賀大学 ひと・もの作り唐津 プロジェクト」のファンクションの1つである寺内信二先生が担当講師を務める「食文化と唐津焼」と題したセミナーにてIJCA国際日本料理協会・藤口晃一会長と㈱山口陶器店・山口社長が「日本料理と唐津焼き」について座談会形式のセミナーで講師を務めました。

日本料理と唐津焼の密接な繋がりや、海外から見た日本料理、そして器に関する現在の実情をプロジェクターを使い実際の料理写真を参考にしながら解り易く講義をされました。料理を盛りたくなる器とは?料理が映え、器が映えるバランスとは?今後の市場からのニーズは?など今後の日本料理発展にとって大切なキーワードを散りばめながら進行し、そして、最後まで受講生からの質問が絶えないほどの盛況ぶりでセミナーを終えました。今後は、積極的に唐津の陶芸作家さん達とのコラボレーションを行う約束をしたので楽しみにして頂ければと思います。

講師は藤口料理長

≪佐賀大学 ひと・もの作り唐津 プロジェクト≫

食文化と唐津焼

寺内 信二 Terauchi Shinji 佐賀大学 文化教育学部 非常勤講師/李荘窯業所代表取締

日本の食文化は、諸外国より様々なものを取り入れつつ独自のものへと進化、発展させてきました。

熱心な質問タイム家庭における日常の場面から飲食店におけるサービスのスタイルまで、時代に合った唐津焼というものが求められています。本研究課程では、大消費地の食器販売の現場と、現代を代表する飲食店と、直接の企画取り組みの中で、市場から求められる唐津焼を研究します。

【佐賀大学 ひと・もの作り唐津】

プロジェクトHP

http://karatsup.pd.saga-u.ac.jp/

 


JR大阪三越伊勢丹「MISTORY8月号」の撮影を行いました

JR大阪三越伊勢丹からの依頼で、IJCA 国際日本料理協会に地産地消のテーマで関西の食材を使った〆のご飯に合う料理をテーマとした同百貨店が発刊する「MISTORY」に掲載する記事に使う料理の写真撮影を行いました。この度、藤口晃一会長は、京都産の胡麻と自然海塩のごま塩と加茂茄子、鷹峯唐辛子などの京野菜を使ったすっきりとした焼き浸し、そして関西になじみの深い「なまり節」を使った煮物と箱寿司を提案レシピとして選ばれました。また、地産地消を考えて、京都府産のお米を丹後米をお使いになられていました。
スタジオではコーディネーター、カメラマンの皆様と和やかに撮影を進めて、すばらしい作品を生み出す事が出来たと感じています。今から「MISTORY8月号」の発刊が楽しみです。

また、2012年8月26日(日曜日)10:30~14:30、場所は、JR大阪三越伊勢丹B2Fフードセミナールームにおいて20名様限定で、今回撮影したレシピの料理を使ったIJCA国際日本料理協会主催のフードセミナーを開催させて頂きます。トッププロのシェフならではの貴重な料理テクニックの伝授されるセミナーですので期待していただきたいと思います。


≪IJCA国際日本料理協会 主催フードセミナー≫
日程:2012年8月26日(日曜日)
         10:30~14:30
場所:JR大阪三越伊勢丹B2F
         フードセミナールーム
定員:20名
参加費:3500円(税別)
※参加者には伊勢丹で人気の「天然だし」のプレゼントもあるみたいですよ!